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Advanced Purple Teaming - Adversary Emulation & Detection Engineering
1日目:9:00~17:30
2日目~5日目:9:30~17:30
◆LiveOnline形式
オンライン
演習で使用するノートPCをご準備下さい。受講に必要なPC環境についてご確認ください。
重要:次の手順に沿って設定されたノートPCをご準備ください。
このコースを受講するには、適切に構成されたシステムが必要です。これらの手順をよく読み、その通りに準備を行わないと、コースの実践的な演習に十分に参加することはできない可能性があります。そのため、指定された要件をすべて満たしたシステムを持ってお越しください。
受講前にシステムをバックアップしてください。機密データ/重要なデータが保存されていないシステムを使用することを推奨します。SANS は、受講者のシステムやデータに対して一切責任を負いません。
本コースの追加要件
ハンズオンラボを実施するには、Amazon Web Services(AWS)アカウントが必要です。SANSがコース期間中に使用するAWSアカウントを提供します。
コースメディアはダウンロードで配信されます。講座で使用するメディアファイルは大きくなる可能性があります。多くは40〜50GBの範囲ですが、100GBを超えるものもあります。ダウンロードが完了するまで、十分な時間を確保してください。インターネット接続と速度は大きく異なり、さまざまな要因によって左右されます。そのため、教材のダウンロードにかかる時間の見積もりを概算することはできません。リンクを取得したらすぐにコースメディアのダウンロードを開始してください。講座初日からすぐ必要になります。これらのファイルのダウンロードは受講前日の夜まで待たずに開始してください。
コース教材には、「セットアップ手順」ドキュメントが含まれており、ライブ講座への参加、オンラインクラスを受講開始する前に実行する必要がある重要な手順が詳細に説明されています。これらの手順を完了するには、30分以上かかる場合があります。
ノートパソコンの仕様について、ご質問がある場合は、カスタマーサービスにお問い合わせください。
SEC699は、最先端のパープルチームトレーニングを提供し、ITセキュリティ専門家を高度な攻撃者エミュレーション技術を提供します。参加者は、動的な企業環境における実際の脅威アクターの戦略を探求し、検出とエミュレーションの手法に焦点を当てます。実習時間の60%をハンズオンラボに費やすことで、受講者はCovenantやCalderaなどのツールを使用して、自動化、ツール、計画、複雑な攻撃者シナリオの実行に関するスキルを習得します。このコースは、基礎概念から複雑なパープルチーム技術まで段階的に専門知識を構築し、最終的には包括的な脅威アクターエミュレーション計画へと導きます。
実践的パープルチーム・タクティクス:侵害の防止と検知に向けた攻撃者エミュレーション
この最先端のパープルチーム・トレーニングでは、データ侵害に対する防御を強化するため、参加者は「攻撃者エミュレーション(攻撃者の行動模倣)」の世界を深く体験します。実際の脅威アクター(攻撃者)の手法を詳細に学びながら、動的な企業環境を模した環境でハンズオン演習を行い、攻撃者のテクニックを検知・エミュレートするスキルを習得します。講義時間の60%はラボ演習に充てられ、主な活動内容は以下の通りです。
SEC699は、SEC599に続く発展的なコースです。コースを開発したErik Van Buggenhout氏(SEC599の主執筆者)とJean-Francois Maes氏(SEC565の主執筆者)は、いずれもGIAC認定セキュリティエキスパート(GSE)であり、レッドチームおよびブルーチーム双方の活動を通じてサイバー攻撃の仕組みを深く理解している経験豊富な実務家でもあります。SEC699では、彼らが持つこれらのスキルを融合させ、データ侵害の防止と検知に向けた「アドバーサリー・エミュレーション(攻撃者行動の模倣)」の手法を学びます。
SEC699は、次のように構成されています。
セクション1では、効果的なアドバーサリー・エミュレーション(攻撃者模倣)およびパープル・チーミングを実施するために必要な基礎を固めます。本コースは上級者向けであるため、使用する各種ツールについて詳細に解説するとともに、既存のツールを拡張・カスタマイズする方法も学びます。
セクション2から4にかけては、高度な攻撃手法とその防御策(特に検知戦略)に重点を置き、実践的な演習を数多く行います。セクション2では「初期アクセス(Initial Access)」の手法を、セクション3では「ラテラル・ムーブメント(横展開)」と「権限昇格(Privilege Escalation)」を、そしてセクション4では「永続化(Persistence)」を取り上げます。
最後にセクション5では、さまざまな脅威アクターを想定したエミュレーション・プランを策定します。これらのプランは、一般的なC2フレームワークを用いた手動での実行と、BAS(Breach Attack Simulation:侵害攻撃シミュレーション)ツールを用いた自動実行の両方で行います。
SEC699のトレーニングは、以下を含む幅広い方々にお勧めします。
高度なパープルチーム手法の基礎を学びます。ラボ環境の構築、パープルチームのプロセス、検知エンジニアリング、および攻撃者エミュレーション(模倣)に焦点を当てます。受講者は、包括的なハンズオン演習を通じて、自動化、ツール活用、検知戦略について理解を深めます。
第1セクションでは、その後の講義の土台を築くために、以下の内容に取り組みます。
最新の攻撃手法およびエンドポイント防御メカニズムについて包括的に学習します。受講者は、Microsoftの組み込みセキュリティ機能を調査し、AMSI、AppLocker、およびAttack Surface Reduction(攻撃対象領域の縮小)の回避手法を理解するとともに、高度なEDR(Endpoint Detection & Response)回避戦略を検証します。
セクション2では、まず「初期実行(Initial Execution)」段階における最新の攻撃手法と防御策の概要を解説します。特に、Microsoftが提供する組み込みの防御機能であるAMSI(Anti-Malware Scanning Interface)に焦点を当てます。AMSIの仕組みや有効性、そして回避(バイパス)が可能かどうかについて掘り下げます。続いて、以下のモジュールへと進みます。
AppLockerを使用したエンドポイントでの実行制御:Windows 7で導入されたAppLockerは、悪意のあるペイロードの実行を防ぐためのアプリケーション制御技術です。その有効性を検証し、いくつかの回避手法を実際に試します。
ASR(Attack Surface Reduction:攻撃対象領域の縮小)ルールを使用したエンドポイントでの実行制御:Windows 10で導入されたASRルールは、悪意のあるペイロードの実行を防ぐための追加のセキュリティ層です。その有効性を検証し、いくつかの回避手法を実際に試します。
EDR(Endpoint Detection & Response)の回避戦略:子プロセス・親プロセスのプロセスID(PID)のなりすまし、コマンドライン引数のなりすまし、プロセスインジェクションやプロセスハロウイング、ダイレクトシステムコールなど、複数の回避手法を取り上げます。EDRツールの普及により、組織はエンドポイントにおける詳細な検知と迅速な対応が可能になりました。こうしたツールはセキュリティの状況を一変させ、攻撃者に新たな工夫を強いることとなりました。なお、この部分はかなり技術的な内容になりますのでご注意ください。
Active Directory(AD)における偵察、認証情報の窃取、および高度なラテラルムーブメント(横展開)の手法について深く掘り下げます。受講者は、ADリソースの列挙、認証情報の窃取、そしてネットワーク環境全体にわたる高度な攻撃戦略の実行に関する包括的な手法を学びます。
セクション3では、以下のトピックを扱います。
Active Directory(AD)のリソースや設定を列挙し、AD環境全体の攻撃面をマッピングします。
Local Security Authority Subsystem Service (LSASS)プロセスについての理解。その役割と、従来どのような手法で攻撃されてきたのかを解説します。Security Support Provider(セキュリティサポートプロバイダー)や認証パッケージといったトピックについても掘り下げて説明します。続いて、Mimikatz、Dumpert、ProcDumpなどの各種ツールを使用したLSASSダンプ攻撃の実行と検知に焦点を当てます。
セキュリティ製品がLSASSを重点的に監視していることを踏まえ、他の認証情報ダンプ手法についても調査します。攻撃者はLSASSに触れることなく、どのように認証情報を窃取できるのでしょう。主な手法として、Internal Monologue(NTLMv1へのダウングレード)、NTDS.ditの窃取、DCSyncなどを取り上げます。
ネットワークレベルのアクセス権(またはネットワーク接続デバイス上での初期ペイロードの実行権)がある状況で、他のWindowsシステムを強制的にこちらへ接続させることにより、さらなる認証情報を入手するにはどうすればよいでしょう。LLMNR(Link-Local Multicast Name Resolution)の悪用や、IPv6ベースの中間者攻撃(MITM)といったトピックを扱います。
Kerberosの復習と、Kerberoasting、ASReproasting、ゴールデンチケット、シルバーチケット、Skeleton Key攻撃といった従来の手法の再確認をします。その後、高度な攻撃戦略、特に委任(デリゲーション)に関連する攻撃に焦点を当て、委任攻撃やActive Directory Certificate Services(AD CS)の悪用について解説します。
Active Directory環境における永続化戦略を検証し、不正アクセスを維持するための高度な手法に焦点を当てます。受講者は、COMオブジェクト・ハイジャック、WMI永続化、隠密性の高いAD侵入手法といった複雑な手法について調査・実践します。
本セクションでは、Active Directory(AD)環境におけるセキュリティ境界と、攻撃者が異なるドメインやフォレスト間をどのように切り替えるかについて検証します。攻撃者が用いる典型的な永続化(persistence)の手法と、それらを検知するための一般的な戦略についても取り上げます。また、本セクションでは以下のモジュールも扱います。
高度な脅威アクター・グループを対象とした、包括的な脅威エミュレーション・プランの策定と実行を行います。受講者は、Caldera、Covenant、Prelude Operatorといった高度なツールを使用し、APT-33、EvilCorp、APT-28、APT-34、Turlaに関する詳細なシナリオを作成します。
本コースのこのセクションでは、APT-33、EvilCorp、APT-28、APT-34、Turlaという5つの特定の脅威アクターを対象としたエミュレーション計画を策定します。計画の策定後、Caldera、Covenant、Prelude Operatorを使用してそれらを実行します。コース修了後、参加者は企業環境への侵入や防御を競う本格的なCTF(Capture The Flag)に参加できます。受講者は、コースを通じて学んだすべてのツールや技術を、講義終了後も最大7日間にわたって活用することができます。