2007年以来、彼は、インシデント対応、デジタルフォレンジック、ネットワークセキュリティの分野で、世界各国のさまざまな顧客に戦略的・戦術的なアドバイスを提供しています。
スティーブは国防総省刑事捜査局の特別エージェントとして、世界最大のコンピューターネットワークであるグローバル情報グリッドに対するサイバー攻撃を調査した経験を有しています。この役割において彼は米国の国家安全保障に大きな影響を与える国際的なコンピューター犯罪調査を監督する立場でした。
また彼は、ハッキングやコンピュータ犯罪調査のインストラクターとして、何百人ものFBIサイバー犯罪エージェント、USシークレットサービス、エネルギー省、米国陸軍海空軍、国防総省刑事捜査局、その他多くの国際機関のエージェントを研修した実績があります。
さらに、現在彼は、マレーシア、カザフスタン、エジプト、ヨルダン、キルギスタン、タイ、セネガル、バングラデシュ、ケニア、コロンビア、インドネシア、フィリピンなどの幅広い国の法執行機関におけるサイバー犯罪調査やデジタルフォレンジック能力の確立・向上を支援しています。その活動の一環として、さまざまな国の法執行機関と協力し、国際標準に沿ったポリシーと手順を開発しました。
スティーブは警察官としての在職中に、情報システムの設計・管理、セキュリティ、コンピューター犯罪調査やフォレンジックなどを担当する技術サービスユニットを設立・指揮しました。その中で、生命に対する差し迫った脅威を含むコンピューター調査を実施した経験も有します。
保有資格は、CISSP、EnCE、CCME、SCERS、Department of Defense Certified Computer Crime Investigator、Seized Computer、GCIH、GPENなど多数。ジョージワシントン大学のコンピューターフォレンジックプログラムの修士課程の助教授、ISO 17025:2005の米国臨床検査協会の認定を受けた主任検査官としての経歴ももつ。
Forward Defenseディレクター
著書に「Wiley PublishingのMastering Windows Network Forensics and Investigations」(共著)がある。